
つわりがピークで家事も育児も全然思うようにいかない。
ワンオペ育児で心も身体も限界なのに、誰にも頼れない。この先やっていけるか不安…

二人目の妊娠中、「つわりで動けないのに、上の子の世話も家事も…」と限界を感じていませんか?
心身ともに疲れ果て、このまま産後も乗り越えられるのか不安な日々。
そこでこの記事では、同じ経験をした私が見つけた、メンタルの保ち方や時短方法など、ワンオペで辛い時期を乗り越えるための具体的な方法を紹介します。
- 2人目妊娠中のワンオペ育児のリアルな体験談
- 無理をしない工夫と考え方
- 活用できるサポートやサービス

りんごママ
ライター歴は1年未満ですが、元美容部員としての経験を活かし、美容や子育てに関する記事を 中心に執筆してきました。
また、海外旅行や留学経験を活かし英語関連のブログも運営しています。 わかりやすく読者に寄り添うコンテンツを心がけています。
趣味は旅行。旅行先でのカメラ撮影にもハマっています。
【保有資格】
英検準2級
目次
【体験談】2人目妊娠中のワンオペ 育児は地獄
2人目妊娠中のワンオペ育児は、「完璧を目指さない」ことが大切だと気づきました。
なぜなら、妊娠中の体調不良と育児の両立は想像以上に過酷で、すべてを完璧にこなそうとすると心も体も限界を迎えるからです。
夫の転勤・2歳娘との二人きりの生活
私は夫の転勤で知らない土地に引っ越してきたので、家族や友人もいない環境で、頼れるのは夫だけでした。
平日は2歳の娘と二人きりの生活がスタートしました。想像以上に過酷な毎日で、まさに『地獄』としか言いようがありませんでした。
特に辛かったのは、体調の悪さと育児の両立です。
つわりの症状が強く、料理の匂いで吐き気が襲ってくる中での食事作りは本当に苦痛でした。
それでも家事や育児は待ってくれません。夫は帰宅が遅いため、上の子のお風呂もやっとの思いで入れていました。
上の子への罪悪感
さらに、自分の体調の悪さから、上の子を十分に構ってあげられないことへの罪悪感にさいなまれました。
「もっと一緒に遊んであげたい」という気持ちと裏腹に、体は思うように動きません。
子どもが言うことを聞かない場面では、必要以上に大きな声で怒鳴ってしまい、娘の寝顔を見ながら、
「たくさん怒ってごめんね。」と自己嫌悪に陥る日々が続きました。
地獄のような日々から得た大切なこと
しかし、この経験から大切な気づきがありました。
体調の悪い日は自分ができる範囲にとどめ、無理せず上の子との時間を、寝転がりながらの絵本やお話タイムに切り替えることで、娘との貴重な2人の時間に余裕を持って過ごせるようになりました。
完璧を目指すことより、自分の体調に合わせて過ごすことで、かけがえのない時間に変わっていきました。
ワンオペ育児での日々の経験がおしえてくれた私なりの答えでした。
地獄のワンオペを超えて思うこと
2人目妊娠中のワンオペ育児を経験して、自分の心と体を守ることが、何より大切だと気づくことができました。
妊娠中は特にイライラや不安を感じるのは当然のこと。だからこそ、自分を追い込まないための工夫が必要です。
私が、実際に試して効果のあった方法を具体的にシェアしていきます。
イライラが爆発する前に逃げる
「なんで言うことを聞いてくれないの…」という思いが積み重なって、ついイライラが爆発しそうになる時があります。
特に妊娠中はホルモンの関係で、普段なら我慢できることでも感情的になりやすいんですよね。
私の場合、2歳の娘がイヤイヤ期真っ最中だったこともあり、食事中にふざけたり何をするにも抵抗してくる娘に対して、思わず感情的になってしまうことが多くなりました。
感情的になってしまった時は「自分がイライラしているのは妊娠のせい」と言い聞かせて、その場から離れることにしました。
「ママ、ちょっとトイレ行ってくるね」と声をかけて別室へ移動します。
深呼吸を3回して、一瞬でも一人になって我に返ることで、不思議と気持ちが落ち着きます。
上の子も、私が少し離れることで「あれ?」と行動を中断してくれることもありました。
小さな間を意識することで、イライラの連鎖を止めるきっかけになりました。
完璧な対応は無理でも、感情的にならないための「逃げ道」を作っておくことで、気持ちに余裕が少し持てるようになりました。
家事の9割は代行できる
「家事は全部自分でやらないと…」という思い込みが、実は一番の負担になっていました。
でも、つわりで立っているのもやっとだった私は、保健師さんから「今は自分の体調を最優先にしていい時期」と言われ、目が覚めた思いでした。
食事は宅配食やデリバリーを活用して、掃除は最低限に抑え、洗濯物は畳まずにハンガーにかけっぱなしにしていました。
また、一時保育を利用して一人になって休む時間を作っていました。
便利なサービスを利用することで、かえって上の子と向き合う時間が増え、体調の良い時は、上の子とじっくり遊べるようになりました。
完璧な家事より、気持ちに余裕を持って子育てができる方が、娘にとってもずっと大事だと気づきました。
妊娠中だからこそ、手を抜けるところは思いっきり抜いちゃいましょう。
とにかく「今だけ」と思って割り切る
「一生続くわけじゃない」「もうすぐ終わる」そう自分に言い聞かせながら肩の力を抜いて
くことが、私にとって本当に効果的な乗り切り方だったんです。
つわりがひどい時期は、上の子のおやつは食べたい時にあげて、お昼ごはんはパンや納豆ご飯だけ。テレビの時間も普段より増やしていました。
「これじゃダメな母親…」と悩んだ時期もありましたが、妊娠中の一時期だけと割り切ることで、気持ちがとても楽になりました。
お腹が大きくなるにつれ、

ママ、おなかの赤ちゃんがいるから疲れてるの?

ママ、お腹大きいから荷物持ってあげる!
と心配してくれた上の子の言葉に、何度も救われました。子育て全般にも言えることですが、大切な時期の完璧は求めなくていいんです。
今できることをやって、できないことは全部後回しに。
無理をしないと決めてからは、気持ち的にも余裕が生まれました。
もしものための備え
「もしも自分に何かあった時、どうしよう?」
妊娠中は予期せぬことが起きやすいもの。もしもの時の備えって、意外と後回しになりがちですよね。
2人目妊娠中は特に上の子のお世話があるから、体調を崩した時の対策を考えておく必要があります。
家族や第三者のサポート体制から、利用できるサービスまで、今のうちに確認しておきたいポイントをご紹介します。
事前に家族・親族と話し合っておく
救急車を呼ぶような状況になったとき、誰に連絡をするのか、電話番号の確認や事前に状況を説明しておくといざという時安心です。
私の場合は、夫の職場に状況を説明して、何かあればすぐ対応してもらえる体制を整えたので安心でした。
産前産後は、心身ともに不安定になりやすい時期です。
特に上の子がいる場合、産後の生活がどうなるのか、具体的にイメージしておくことが大切です。
出産前後の実家滞在の可能性や期間、実家から離れている場合は家族が来てくれる可能性、また自宅でのサポート体制など、できるだけ細かく話し合っておきましょう。
また、パートナーの仕事のことも、早めに話し合っておきたいポイントです。
出産の立ち合いや産後のサポートには有給休暇や時短勤務を使うことになります(介護休暇は使えません)。
上の子の具合が悪くなった時は看護休暇が使えるので、会社の制度を確認しながら、休暇の使い方を考えておきましょう。
家事代行・一時保育・ベビーシッターの選び方
周りの助けだけでなく、便利なサービスも上手に活用してみませんか?サービスを選ぶ時は、以下のポイントを確認しておくと安心です。
家事代行サービス
家事代行サービスとは、自宅の掃除・洗濯・料理・買い物などの家事を、専門のスタッフが代行してくれるサービスです。
忙しい家庭や育児・介護中の人、体調が優れない時などに利用されます。スポット利用から定期契約まで幅広いプランがあり、サービス内容もカスタマイズ可能です。
- 口コミや評判のチェック
- 自分の住んでいる地域が対応しているか
- 料金プランの確認
- キャンセル規定の確認
- 保険加入の有無
一時保育
一時保育とは、保護者の病気や仕事、リフレッシュなどの理由で、一時的に子どもを預けられる保育サービスです。自治体運営の保育園や認可外施設などで実施されており、利用時間や料金は施設によって異なります。
対象年齢はおおむね生後6カ月〜未就学児で、事前登録が必要な場合が多いです。急な用事や育児の負担軽減に役立ち、妊娠中やワンオペ育児の家庭でも活用しやすいサービスです。
- 無償化の対象になるかどうか
- 保育士の対応
- 緊急時の受け入れ態勢
- 利用条件の確認
ベビーシッター
ベビーシッターとは、親の代わりに子どもの世話をする専門の保育サービスです。家庭や指定の場所で子どもを預かり、食事・遊び・寝かしつけなどを行います。
資格が必須ではありませんが、保育士資格や認定資格を持つ人も多く、安心して依頼できます。
- 資格や経験を確認
- 面談での印象
- 料金体系
- 緊急時の対応
- リクエストに柔軟に対応してくれるか
便利な外部サービスを利用することで時間と気持ちに余裕ができます。
一人で抱え込まず、便利なサービスを上手に活用して、家族や自分の健康を守るために必要なサポートを選ぶことは、とても大切な選択です。
おわりに|大変な日々の中で気づいた、上の子の優しさと成長
2人目妊娠中のワンオペ育児は、確かに大変な毎日の連続でした。
しかし、辛い時期を通じて特に心に残っているのは、上の子の優しさと成長でした。
体調が悪い私を気遣ってくれたり、自分でできることに挑戦する姿に、何度も勇気をもらいました。
トイレトレーニングも、子供の大切な成長の一つであり、焦らず子どものペースで進めたことで、意外と楽しい時間になりました。
現在同じように大変な日々を過ごしているママへ。
完璧を目指す必要なんて全然ありません。
思いっきり手を抜いて、自分や子供のためにどんどん周りに頼って助けてもらいましょう。
大変な時期は、いつか必ず終わります。今は自分の体調に合わせて、無理せず、ふっと力を抜いてみてくださいね。